薔薇香る五月のよき日に私達のお墓ができあがりました。
その出来栄えに大満足です。
立ち上がったお墓に主人と会いに行ったとき、「どうでしょう。気に入ってもらえますか。」 と、お墓がはにかみ笑いを浮かべて迎えてくれた気がしました。
1年前の木枯らしが吹くころ、最初に美郷石材さんにお電話をしたときには、東京にお墓を立てるという思いは、まだおぼろげな夢でした。
石川さんが担当としてついてくださり、4つの墓地を何度も回っていただき、石の種類や他の方々のお墓の立て方を参考にお聞きしたりして、少しずつ主人と私の気持ちが固まりました。
他社の墓地も3件ほど回り、新聞の墓地広告を見るのも楽しみになりました。
最終的に調布霊圏に決めたのは、我が家から2駅と近く、深大寺もあり、また隣に都立高校があり、若者達の生命力ある声がいつも聞こえる、明るく見通しのいい墓地だったからです。
子どもや孫達がお盆に大勢でお参りに来て、「じゃ、深大寺でお蕎麦でも食べて帰ろうか。」と親類の縁を深めてくれたらいいなと、未来図も思い描いています。
墓地の場所から、墓石、お墓に描く文字や図柄まで、本当にじっくりと選びに選んだ私達でしたが、急かすことも、そっけなくすることもなく、いつもにこやかに、そしてさりげなく的確なアドバイスをしてくださった石川さんに、本当に感謝です。
あなたが担当でなければ、こんな満足感は得られなかったかもしれません。
「これからも末永くおつきあいをよろしくお願いします。」とお墓完成の日に言っていただいた言葉も頼もしく感じました。
人生はまだまだいろんな出来事があるでしょうが、終着点がこのお墓だと思うと、心が安らぎ、何でも前向きに頑張れる気持ちになります。
祖先を敬い田舎のお墓に礼をつくしながら、私達のお墓も大切に大切に育てていきたいと思います。
石川さん、こちらこそどうぞ末永くよろしくお願いいたします。