御影石(みかげいし)とは?
御影石(みかげいし)
御影石は一般的な石の中でも際立った耐久性と、研磨した際の滑らかな美しさから墓石に使用される石として最も代表的な石種であり、正式には「花崗岩」「閃緑岩」と呼ばれる石材の通称 で、黒系統のものは「黒御影」、白系統のものは「白御影」と呼ばれる。
御影石の劣化には数百年の時間を要すると言われるほどで、古くから墓石の建材のみならず、石碑や建物の壁などにも使用される、汎用性の高い石材の1つ。
ひと口に御影石と言っても、前述の通り広い範囲のものが該当するため、御影石のなかにも良質・高級といっ たランク分けがされている。
一般的に良質・高級とされる御影石は色が濃い(もしくは特殊)、石の目(模様)が細かく見た目が良い・硬度が高いなどによって規定されている。
例外はあるが、傾向としては国内産の御影石は薄色のものが多く、濃い色をしたものは少ない。
そのため、濃い色の御影石を使用する場合は、インド産などの海外のものを使用する場合も多い(国産石材は庵治石に代表されるように、色は薄色でも目が細かく良質なものが産出されるため、高級なのものも少なくない)。
語源は兵庫県の御影地区で産出された花崗岩・閃緑岩の通称。
その後花崗岩・閃緑岩の石材全般を御影石と呼ぶようになった。
※ちなみに石の目の細かいことを専門用語では「細目(さいめ・さいもく)」といいます。
また、それより若干目が粗くなった場合は「中目」と呼びますが、中目でも良石なものも多いです。
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●同義語:花崗岩
●関連語:輸入墓石・お墓の本研磨・墓石の水磨き・墓石仕上・ビシャン加工・バーナー加工・丸面加工
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