霊号(れいごう)とは?
霊号(れいごう)
神道用語、仏教による戒名にあたる、故人の没名のこと。
神道では御霊代(みたましろ)もしくは霊璽(れいじ)と呼ばれる仏教の位牌にあたるようなものに、没年号などとともに霊号を刻む。
霊号は一般的には名前の最後に「命(みこと)」の一字を使用し、大人の場合は男性で「大人(うし)」
女性なら「刀自(とじ)」という文字を付ける場合が多い。
一般的には神道の方が建てられたお墓にも霊号を刻みます。
この場合、仏教のお墓と変わりなく、墓誌などに霊号を彫刻します。
※ちなみに、お墓にも神道独自の呼称や形などがあります。
基本的に神道の場合はお墓のことを奥都城・奥津城(どちらも読み方はおくつき)と呼び、その形は一般的なお墓が頂点部分が水平なのに対して、尖った形をしています。
この尖った形のお墓のことを「トキン型」と言います。
また、神道のお墓は香炉などを設置しない代わりに、八足台という供物台を置くケースが一般的です。
●関連語:神道墓・霊璽・奥都城・霊祭・御霊屋・朽木幕・毎十日祭・百日祭・のりと・トキン・榊・神棚封じ・戒名・埋葬・改葬・化粧目地・お墓建てる時期・お墓消費税・欧風墓石