建年号(たてねんごう)とは?
お墓の建年号(たてねんごう)
お墓を建立した年・月をお墓に彫刻する事。
仏教では元号で、キリスト教などでは西暦で記す事が多い。
洋型ならお墓の側面、和型なら墓石の後ろ面などに彫刻する事が多い。
その歳月は一般的に彫刻されるが日付に関しては「吉日」と表記される場合も多い(吉日と彫刻しない宗旨宗派もある)。
また、建年号の隣には建立者(お墓を建てた人)の名前が彫刻されるが、この名前はお墓を継承するかたの名前を彫るものとされる。
※建立者は基本的にはお墓を継承される方の名前を彫るのが基本ではありますが、民間の霊園等なら、必ず守らなくてはならないのもではありません。
継承者以外でここに名前を彫刻される方で多いものでは、建墓者本人、建墓の際に携わった方や出資した方の複数の名前(例えばご兄弟など)を彫刻するといった場合も見られる。
※すでに建っているお墓がいつ建てたかを知る目安にもなります。
例えば大正元年であれば、1912年。明治元年であれば1868年に建てられたものです。逆に西暦表記の場合は、1926年(12月)〜1989年(1月)であれば昭和の時代に建てられたもの、それ以降の場合は平成になってから建墓されたお墓と言う事になります。
普段それほど注目する部分ではありませんが、お墓参りの際などに、ご自身のお家のお墓がいつごろ建てられたのかご覧になってはいかがでしょうか。
●関連語:年号・施主・建立者・墓地・没年月日・お墓彫刻・戒名・墓誌・斜墓誌・位牌
●関連ページ:お墓の彫刻に関するよくある質問
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