自然葬(しぜんそう)とは?
自然葬(しぜんそう)
焼骨した遺骨を海や山などに撒く「散骨」や「樹木葬」(骨壷に入れずに埋葬するタイプの埋葬法)で、遺骨を自然に返す埋葬方法を総じて自然葬という。
樹木葬に関しては公営霊園・民間霊園・寺院の一部で行われているところもある。
メリットとしては、死後自然に帰してほしいなどの故人の想いが尊重される点。
デメリットとしては散骨に関しては、散骨する場所等を中心に諸問題もあるため、散骨を行う場合は注意が必要。
加えて、散骨・樹木葬のいずれにせよ後々ご遺骨を取り出すということができないため、継承者が後にお墓を建てても自然葬のご遺骨はお墓に入れることが出来ないといった、心情的なデメリットも存在する。
※都立霊園でも話題となった樹木葬ですが、「子供に負担をかけたくない」といった理由から、樹木葬を検討されるかたが少なくありませんでした。
確かに個人のお墓としては価格的に抑えられますが、お墓を継承されるかたがいらっしゃる場合は、また次の世代でお墓の心配をしなければならないという側面もあります。お墓は相続の際に相続税が発生しない財産という利点もあるため。様々な面からご検討されるのが良いでしょう。
●関連語:散骨・樹木葬・葬儀・自然石・海洋散骨・お墓・墓苑・墓地・納骨堂・永代供養墓・納骨
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