死後事務委任契約(しごじむいにんけいやく) とは?

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死後事務委任契約(しごじむいにんけいやく)

亡くなった後の家財の処分や、お墓(納骨)の手配など諸々の連絡・手続きを事前に知人や法律事務所などの個人・法人に依頼しておく事。

主に、近しい親族がいない場合や、いても遠方などですぐの対応が出来ない場合のために利用される事が多い。
委任内容には、葬儀や埋葬などの手続きも含まれる。

あくまで事務手続きの代理人となるため、財産分与などの相続に関する事柄は別途遺言書などを残しておく必要がある。

※事後の手続きを行う事が出来るご親類ご親族がいる場合は、費用の使いかたでトラブルが発生する可能性もあります。
そういった方がいらっしゃった上で委任契約を結ばれる場合は、事前に良くお話し合いをされてほうが良いかもしれません。

また付随して、昨今は核家族の進行によって樹木葬のニーズもございます。
昨年の都立小平霊園の募集以降、樹木葬に興味をお持ちの方が増えてきましたが、それと同時に死後事務委任契約についてのご相談も増えてまいりました。

たとえば、
親戚の方や友人、そして行政への手続きなどを予約しておくことができるか?
ご葬儀やそのご法事、納骨についても「誰にどのようにしてほしい」といったことを決めておくことができるか?
などを心配なされる方も増えております。

そこで、公証役場にて公正証書の作成などを依頼する【死後事務委任契約】が役立ちます。
(証書の作成費用など別途費用はかかります。)
詳しくはお近くの公証役場にお問い合わせください。


●関連語:終活・死後文・公正証書遺言自筆証書遺言秘密証書遺言樹木葬永代供養墓納骨堂合葬墓合祀墓共同墓地

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