刀自命(とじのみこと)とは?
刀自命(とじのみこと)
神道では故人は神(祖霊)になって、一族を見守るようになる。
刀自命(とじのみこと)、姫命(ひめのみこと)、大人命(うしのみこと)、命(みこと)は祖霊になった際につける敬称の1つ。
刀自命は女性につけられる敬称、大人命は男性の敬称となっている(つまり美郷花子なら美郷花子刀自命、美郷太郎なら美郷太郎大人命となる)。
意味合いは違うが、仏教における「戒名」と近いものとなっている。
※刀自命の刀自とは、戸口を守るという意味があるそうです。転じて女性を指す言葉となっています。
●関連語:葬儀・神道墓・榊・玉串奉奠・神葬祭・霊璽・御霊・神社・通夜・霊祭・年祭・神式・斎主・みたま・御霊屋・二礼二拍一礼・神棚封じ・仏教