二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)とは?
二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい/二拝二拍手一拝)
神社でお参りする際の礼儀作法の一つ。
まず手水場で手・口を清めて拝殿前に進み、鈴を鳴らす。
最初に2度深く礼(二礼)、前を向き胸の前で両手の平を合わせた位置から2度柏手を打つ(二拍手)、最後にもう一度深く礼(一礼)で一連の流れとなる。
多くの神社が二礼二拍手一礼となっているが、中には違った参拝を推奨するところもあるため、参拝の仕方が表記されている場合は、その作法に則って行うのがよい。
※二礼二拍手一礼以外の参拝を推奨する神社としては、出雲国の一宮(地域を代表する神社のこと)「出雲大社」が有名です。
出雲大社では二礼四拍手一礼が正式な参拝方法とされ、拝殿前にもそのように記載されています。
お墓での埋葬式などを神式で行う場合も二礼二拍手一礼で行いますが、拍手は大きな音が鳴らないように注意しましょう。
忍手(しのびて)で音を立てずに打つのがしきたりです。
●関連語:しのび手・神社・神主・神道墓・玉串奉奠・祝詞・トキン・海の幸・山の幸・神棚封じ・榊・奥都城・霊祭・霊璽・御霊屋・朽木幕・毎十日祭・霊号・参拝・手水の儀・清祓の儀・お参り作法