笠付き地蔵(かさつきぢぞう)とは?
笠付き地蔵(かさつきぢぞう)
水子供養・先祖供養のためにお墓の中に設置するお地蔵様の中でも、笠を背負っているお地蔵さまをこう呼びます。
笠付き地蔵の他には、背後に笹型の船のような飾りをつけた場合は舟形地蔵、飾りのないお地蔵さまは丸彫り地蔵などと呼ばれる地蔵がお墓に置かれております。
近年では一般的に、お地蔵さまはお墓を正面にしてその横に設置されます。
また、お地蔵さまが水子供養とされる理由としては、地蔵菩薩は子供が好き・子供を守るとされているためで、笠付き・舟形以外にも、子供を抱いたお地蔵さまなども見られます。
以前は各世帯のご先祖の中に水子供養を必要としない世帯はほぼなかったことからも、お墓1区画に地蔵1体は設置され供養されておりましたが、近年は墓地面積のスペースが縮小している傾向と比例して、墓地に地蔵を設置することも少なくなってきております。
●同義語:笠地蔵
●関連語:菩薩・六地蔵・供養塔・五輪塔・立像・墓誌・物置台・宝珠・宝篋印塔・水鉢
●関連ページ:供養・法要に関するよくある質問
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