法名軸(ほうみょうじく)とは?
法名軸(ほうみょうじく)
御位牌を使用しない浄土真宗(一部の宗派を除く)では、死亡年月日や法名を掛け軸に記し、これを法名軸という。
(浄土真宗の場合、戒名ではなく法名と言う)
この場合、仏壇にもお位牌を置かずに掛け軸を置く。
※主に浄土真宗では故人は亡くなってすぐに浄土へ行くという考え方から、位牌を必要としない(白木位牌は使う場合もあります)とされ、代わりに過去帳や法名軸を納めて、故人の供養をします。
また、法名軸を修めるお仏壇は、浄土真宗本尊である阿弥陀如来のいる場所(浄土)を表しているとして金仏壇(金箔などを押したきらびやかなお仏壇の事)が良いとされています。
(ただし考え方や住宅事情により、必ずしも金仏壇でなければならないというわけではないようです)
●関連語:浄土真宗お西・浄土真宗お東・法名・金仏壇・阿弥陀如来・親鸞・極楽浄土・位牌・塔婆立
●関連ページ:法要に関するよくある質問
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