掛軸(かけじく)とは?
掛軸(かけじく)
仏壇に飾る宗派の本尊や高僧を描いたもののこと。
宗旨宗派により飾る掛け軸の内容は異なる。
各宗派の主な掛け軸としては、
天台宗:釈迦牟尼仏・伝教大師(天台宗の開祖)・智者大師(天台宗の開祖・中国の高僧)
日蓮宗:大黒天・曼荼羅・鬼子母神
浄土宗:阿弥陀如来・法然上人(浄土宗の開祖)・善導大師(中国の高僧)
浄土真宗:阿弥陀如来・親鸞聖人(浄土真宗の開祖)・蓮如上人(本願寺を再興した高僧)
真言宗:不動明王・大日如来・弘法大師(真言宗の開祖)
曹洞宗:釈迦牟尼仏・道元禅師(曹洞宗の開祖)・螢山禅師(曹洞宗の宗祖)
臨済宗:釈迦牟尼仏・達磨大師(禅宗の開祖)・道元禅師(曹洞宗の開祖)
融通念仏宗:天得如来・良忍上人(融通念仏宗の開祖)・法明上人(融通念仏宗の再興の祖)
など。
基本的には中央に本尊を据え左右他の掛け軸を置く場合が多い。
●関連語:表装・位牌・本位牌・墓誌・仏教・仏壇・本尊・三具足・経机香炉・焼香台・金仏壇・リン
●関連ページ:法要に関するよくある質問